【中古車】市場規模と需要を見てみよう！

皆さんは新車派でしょうか？中古車派でしょうか？
人によって意見は様々だと思いますが、私個人としては中古車が好きです。
自分は車をラフに扱う事が多く、毎週洗車してピッカピカにするようなタイプではありません。
多少傷ついても使い込んでいる道具という感覚がある物に惹かれるからです。

中古車の市場規模

では2021年の新車・中古車の登録台数を見てみましょう。

新車登録台数　：444万8340台　前年比：96.7％
中古車登録台数：673万1025台　前年比：98.0％

自動車の登録台数は前年と比べると減少傾向にあります。
新車に比べると中古車の方が前年比でみても多い状況です。
コロナの影響により工場の非稼働増加や半導体不足で減産した要因もあり、中古車の需要が増加したと考えられます。
そのため中古車価格も高騰しています。

中古車の需要

ではこの傾向は今後も続くでしょうか？
このまま中古車市場は伸び続けて成長していくでしょうか？
個人的には「中古車需要は続く」が、「中古車価格の高騰は一時的」だと思います。

理由としては

• 現在の中古車需要の増加は新車生産台数の減少によるところが大きい
• 中古車と新車の価格が同じなら新車を選ぶ
• メルカリなどで中古品の需要は増えている

中古車業界は新車販売動向に左右されます。
コロナによる新車生産の減少はコロナが落ち着けば復活するでしょう。
その時に中古車の需要は逆転すると思います。

中古車の価格が高騰したとしても新車と同じ価格になることは考えられません。
一部の希少車種であればプレミア価値がついて新車購入価格より高くなる事がありますが、量産車種は新車の値段を上回る事はまずないでしょう。

ただ、中古車市場の将来が暗いかというと、そうではないと思います。
メルカリの普及で中古に対する苦手意識が緩和されています。

今までは金銭的に余裕がない場合に仕方なく中古車を選ぶイメージだと思います。
しかし、質のいい中古車が多く出回るようになってます。

今までは中古車オークションで業者が仲介して買う事が主流でしたが、大手企業のネット販売・個人売買が可能になったことでより安く購入することができるようになっています。
中古車の流動が良くなれば市場は活性化するでしょう。

感想

中古車の需要についていろいろ書きましたが、中古車でも新車でも自分が好きな車を選ぶのが一番だと思います。
自分のテンションが上がる車じゃないと車を持つ喜びが得られません。
せっかく車を購入するなら自分が納得できる車を買いましょう。
ただ、経済的に支払うのが難しい車は自分の首を絞めるだけなので、費用も含めて後悔しない車を選びましょう。