私の開発している「木製品固定クリップ」は使い難い点が多いです。
まだまだ発展途上で世の中に売り出すためには改良すべき点がいくつかあります。
という事で、現クリップの問題点と改良方法を考えます。
問題点
サイズが大きい

長さ方向で35mmあります。
家電等に使うにはちょっと長いです。
自動車で使われるプラスチック部品のクリップは10~15mm程度です。
下図はプラスチック部品のクリップ(スナップフィット)です。

プラスチック部品のクリップはかなり研究されているため、いろいろな形状が考えられています。
設計図の計算式も公表されているサイトもあります。
ただ、3Dプリンター製品は通常のプラスチック部品と特性が変わってくるので注意が必要です。
取り付け・取り外しが難しい
木製品にクリップを取付けするときにスムーズに取付けできる事が重要ですが、まだスムーズにできていません。
多少引っ掛かり感がある状態です。


取付けでは木製品に作った溝にスムーズに入れれる事が重要です。
取外しでは爪部を押す事で取り外す事ができますが、なかなか抜けてくれません。
もっと表面を滑らかにして爪部を押せば簡単に抜けるようにする工夫が必要です。
ただ、表面を滑らかにするには材料から見直さないといけないでしょう。
今使っているのはPPという材料ですが、表面がとても荒くざらざらしています。
この材料は安いためトライを作るにはコストがかからなくていいですが、表面をやすりかけする必要があります。
木製品の溝が大きい
木製品に溝を掘らないとこのクリップは取付られませんが、溝は極力小さくしたいです。
トライ品の溝幅は13mmあるため家電に使うには溝が大きいです。
また、溝深さが5mmあり木製品厚みに影響あります。

溝の大きさ・深さを小さくできると用途が広がります。
スマホケースのような物にも活用できる可能性が出てきます。
改良トライ
問題点を解決できるようにトライ品を作ってみました。

4つのブロックを作ってそれぞれ溝形状を変えたりテーパ角度を変えて作ってみました。
これを使って使いやすさが改良できるか今後検証していきます。
まとめ
今回の記事では木製品固定クリップの問題点について記載しました。
- サイズが大きい
- 取り付け・取り外しがし難い
- 木製品の溝が大きい
問題点を解決できるように改良が必要だと考えてます。
レベルUPできるように検証していきます。
このトライ品を使って強度試験を検証した内容をまとめています。
ちょっとお得な情報
私はDMM.makeで3Dプリンター品を発注していますが、3Dプリンター品はコストが高いです。
今回の発注品も¥7,500程度かかりました。


トライ1とトライ2を比べてもらうと構成品がトライ2の方が多いです。
しかし値段はほぼ同じです。
値段が同じ理由として、3Dプリンターは設備を動かす時間がコストに影響するため、製品の立法サイズが変わらなければ材料費としてはあまり上がらないという事がわかりました。

縦・横・高さを変えずにモデルを作って低コストで発注できるとお得です。
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