SDGsの開発目標が採択されたのが2015年9月。
その後6年が経ってかなり社会に浸透されたと思います。
今ではSDGsにどのように関わって持続可能な社会を実現しようとしているか、企業として成長するためには重要な要素になっています。
ここでは「SDGsとは何か」を解説しませんが、土田自動車の新事業がどのようにSDGsと関わっていけるのか、展望を書こうと思います。
「SDGsをよく知らない」、「聞いたことはあるけど・・・」という方は下記サイトをご参照ください。
SDGsとは?|Japan SDGs Action Platform| 外務省
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
- bー 産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する。
私の特許はどの国でも使える技術です。
また、木製品はどの国でも使われます。
木製品の固定方法の選択肢が増える事で、今まで使えなかった使用方法で木製品を使う事が可能になります。
その国の木工技術を生かした商品に付加価値を創造する事が可能になると考えています。
今私が挑戦している「自動車部品に木製品を使う」事も付加価値創造になります。
自動車のような工業製品にその国の木工技術を使った部品を装飾できれば、その国独自の文化を表現することが可能になります。
その製品に対しての愛着を持たせれると考えています。
12 つくる責任 つかう責任
- bー 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
昔からある伝統工芸には木工品が多いです。
日本でいえば「箱根寄木細工(神奈川県)」「井波彫刻(富山県)」「松本家具(長野)」といった工芸品が各地で存在しています。
ただ、伝統工芸品を現在の私たちの生活に取り入れようと思っても、もっと便利に使える製品がある中では伝統工芸品の使用頻度はどうしても低くなってしまいます。
そこで伝統工芸品などの素晴らしい技術を使った木工品を家具・家電の装飾に使えばより身近に使えるのではないか。と考えました。
木工品は樹脂製品と違い、どうしても劣化してしまいます。
木工品に釘やねじを使わず取付でき、維持管理するために簡単に取り外してメンテナンスする事が可能になります。
木工品を傷つけずに固定する事が使い続けられる製品を創出できると考えてます。
15 陸の豊かさも守ろう
- 2ー 2020 年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
前のコラムでも書きましたが、森林の維持管理には間伐が必要です。
ただ、間伐材はそれほど大きくならずに切られる木なので使用用途が限られてしまいます。
住宅建材等に使うにはある程度の大きさが必要になるし、真っすぐな木でないと使えない。
せっかく間伐しても切った木をそのまま放置する事になってしまいます。
自動車部品のような大小さまざまな部品に使えれば、間伐材の使用用途を広げる事ができます。
「間伐材でもお金になる」という事業があれば間伐促進につながるため森林の維持管理に一役買えます。
まとめ
私の事業としてSDGsに貢献できる事は
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任 つかう責任
15 陸の豊かさも守ろう
になります。
後世に豊かな自然を残せる持続可能な社会を目指し、活動を続けていきます。
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