日本の各自動車会社の2022年度の決算が発表されました。
それぞれの決算をまとめて比較してみました。
決算比較
全世界販売台数 <4輪のみ>
販売台数としては減少している会社が多いです。
コロナによる半導体不足が影響していると考えられます。
売上高
売上高はスバル以外の自動車会社は増加しています。
営業利益・当期純利益
営業利益・当期純利益としてもスバル以外の自動車会社は前期より増加しています。
決算について
販売台数が減少していながら売上高が増加している要因としては、為替が影響していると考えられます。
為替は1ドル当たり112円で計算されてます。
前期より6円UPしているため、利益増につながっています。
スバルの減益理由としては「原材価格の高騰」「保証修理費の増加」が要因として説明されてます。
保証修理費も為替により増加したとの説明のため、米国での修理費が多かったためだと考えられます。
編集データ
今後の見通し
決算発表で各社で今後の戦略を説明しています。
どのような戦略で利益を増やそうとしているのかまとめてみました。
EV事業への投資
各社ともに電動化を加速するように戦略を立てています。
やはり直近の課題はEV車に投資できるかどうかにかかっています。
日本市場だけでは収益を出すのは難しいですし、海外市場ではEV車がないと販売できなくなる恐れもあります。
今後どのようにEV車を開発できるかが生き残るための鍵になりそうです。
収益構造の改善
収益構造の改善も各社で共通して方針に掲げられていました。
より利益率を高くするために無駄を削る事が必要のようです。
まだまだ改善できる余地があるのでしょう。
その他トピック
その他のトピックとして各社独自に掲げられている戦略を記載します。
【トヨタ】
CNに向けて各地域に合った製品の販促
【ホンダ】
半導体部品の代替品開発やデュアルソース化
【日産】
エネルギーマネージメントシステム開発、モビリティーサービス開発
【スズキ】
CASE対応、CNへの投資
【マツダ】
新工場の安定稼働
まとめ
日本の自動車会社7社の2021年度決算をまとめました。
- 決算比較
全世界販売台数<4輪のみ>
売上高
営業利益
当期純利益
決算について - 今後の見通し
EV事業への投資
収益構造の改善
その他トピック
コロナによる半導体不足での販売台数低減が各社ともに影響しているとの見解ですが、今後はEVやCNの技術を進歩させれるかが生き残りの鍵になりそうです。
また方針に掲げてられませんでしたが、自動運転技術も開発中だと思います。
日本の自動車産業が衰退しないためにも新しい機能の開発が期待されますね。
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