私は趣味でキャンプをしていますが、キャンプに使うツールを木で自作して楽しんでいます。
木でキャンプツールを作ると愛着がわくのでキャンプで過ごす時間が豊になります。
今回は木で「タープポール」を作ったので紹介します。
タープポールはテントやタープを張るときの支えになるポールです。
ポールを使ってタープの高さを変える事で居住空間を広げれます。
材料
木の丸棒:1820mm×28mm(参考写真は30mmですが)
木材用ハンガーボルト:M6×50mm ×3
木材用インサートナット:M6×20mm ×2
イスの脚ゴムキャップ:28mm用
全てホームセンターでもネットでも購入できます。
制作方法
1)1820mmの丸棒を3等分する
木材カットを頼むと3mm削れるので1本約604mmになります。
2)ハンガーボルトを埋め込む
3等分した3本の丸棒の片面にハンガーボルトを埋め込むため、ドリルで下穴を開けます。
今回はM6mmのハンガーボルトを埋め込むのでΦ5mmのドリルで穴を開けました。
下穴を開けたらボルト部分にダブルナットをして埋め込みます。
こうするとボルト部分を傷つけずに挿入できます。
3)インサートナットを埋め込む
3等分した2本の丸棒のハンガーボルトと逆側の面にインサートナットを埋め込むため、ドリルで下穴を開けます
今回はΦ10mmのドリルで穴を開けました。
インサートナットは下穴が大きすぎると簡単に抜けてしまうし、小さすぎると埋め込めれないので注意が必要です。
インサートナットの下穴は最初小さめに開けてから様子を見ながら穴径を広げるのが無難です。
4)結合部分を密着させる
インサートナットには入口部が1mmほど厚みがあるので、埋め込んだままだと段差ができてしまいます。
そのまま丸棒を結合するとグラグラして弱いポールになってしまいます。
そこでハンガーボルトの面をインサートナットが当たらないように削ります。
私はルーターで地道に削りました。
丁度良い径のルーターがあると楽にできますが、多種の工具を持ってない場合は人力で頑張ります。
5)最上部のボルトにアルミテープを貼る
最上部になるポールはタープをひっかけるため、ボルトのままだとタープを傷つけてしまいます。
私はアルミテープで保護しました。
自分の好きな色のテープで保護してあげましょう。
6)脚ゴムを付ける
これは脚ゴムを付けるだけです。
以上で完成です!
メリデメ・まとめ
メリット
・木の温もりが感じられるテントサイトを作れる
・雰囲気が良い
デメリット
・アルミポールに比べて重い
・結合するのに回転させるため、セッティングに時間がかかる
・軸がずれると格好悪く強度が弱くなってしまう
今回作ってみて、しっかり軸ずれを起こさないように作るのが難しかったです。
木製品の強度を出すためには細部にこだわって作らないといけないなーと改めて感じました。
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