
木製インサイドハンドルについて
自動車にはドアを内側から開けるためにインサイドハンドルがあります。
ドアを開けるためのハンドルで、車から降りる時に必ず触る部品です。
このハンドルを樹脂から木製に材料変更した物です。
ただし、すべての部分を木製にしてしまうと壊れた際にドアを開けれなくなる恐れがあるので、機能に関わる部位は樹脂にして、意匠・外観で見て触れる部位は木製に変更する事で安全に使う事が可能です。


また、木製品は木のさわり心地やにおいを極力残したいため、オイル塗装しています。
オイル塗装は長年使うとどうしてもメンテナンス(再塗装)が必要になります。
そのため再塗装し易いように木製部分を簡単に取り外しできる構造としています。


特許技術を活用して自動車のクリップと同様に木製部品と樹脂部品を簡単に脱着できるようにしています。

製作方法について
木製部分

NCフライス盤を使用して切削加工します。
ハンドル部分は30×30×200mmの木片で加工できます。
この大きさであれば間伐材・端材を使う事が可能です。
また3軸加工機を使っているため、設備は比較的安価で購入できます。
しかし、両面加工が必要になるので、片面加工後に基準がずれないように設定する必用があります。
樹脂部分

3Dプリンターで製作します。
材料は難燃性PLAを使用します。
私の3Dプリンターでは一番作り易く、3Dプリンター材料として入手し易いためPLAを使用しています。
3Dプリント部品は2つの役割構成されています。
1)車両側への取付・必要機能を持った機構部品
2)木製部品をつなげるためのクリップの役割を持ったクリップ部品
この2つの役割構成がある事で木材部品を作る事ができています。
メンテナンスについて
クリップ部品に爪が付いているため、その部分を押す事で簡単に木製部品を脱着する事ができる構造になっています。


ハンドル部分は下側にクリップ取り外しポイントがあり、そこを押してハンドルを上に押せば外せる。


ロック部分は横側の欠けている部位に取り外しポイントがあり、そこから棒を差し込み手前に押せば外せる。


自動車部品としての耐久性の検証
通常使用して何年くらい使えるのか?
メンテ無しでどれくらい使えるのか?
自動車の機能・安全に影響ないか?
これらの疑問について評価して確認していく必要があると考えます。
まとめ
まだまだやるべき事がありますが、地道に進めていきます。
進展があれば更新していきます。



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